―Yoga for Frailtyとは―

Frailty(フレイル) とは、高齢期に生理的予備能 が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、生活機能障害、要介護状態、死亡など の転帰に陥りやすい状態で、筋力の低下により動作の俊敏性が失われて転倒しやすくなるような身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題を含む概念である。(*1)

 

Frailty の日本語訳についてこれまで、虚弱(きょじゃく)、老衰(ろうすい)、衰弱(すいじゃく)、脆弱(ぜいじゃく) といった、“加齢に伴って不可逆的に老い衰えた状態”という印象を与えるものが使用されてきました。

 

しかしFrailty に当てはまる人々の中には適切な早期の介入によって、生活機能の維持、改善(可逆性)が期待される方々がおり、日本老年学会及び関連学会は、これまでのFrailtyの日本語訳における機能低下の不可逆性のイメージを払拭するため、「フレイル」を使用することを決定しました。(*1)

 

フレイルとは身体的に機能が低下している事のみを意味しません。認知機能低下やうつなどの精神、心理的問題や、独居や経済的困窮などの社会的問題も含む包括的な概念です。

 

メドケアヨガの推進するフレイルヨガは、こうした高齢者に潜在的に潜むフレイルというリスクを軽減することを目的としています。

 

フレイルヨガは、ただの運動指導ではありません。
・フレイルの早期発見
・フレイルという概念の教育
・適切な栄養指導
・コミュニティを介した心理社会的サポート

といった包括的な内容です。

 

【参考文献】
1.フレイルに関する日本老年医学会からのステートメント