中野陽子

My Yoga Journey, Yoko Nakano, MD, E-RYT200

元来、自分は物事を「こうあるべき」「こうあらねばならない」と考える傾向が強い性格でした。人生の節目には必ず試験があり、今まで自分は正解ばかりを追い求めてきた人生だったように思います。

 

それは時に良い結果を生むこともありますが、多くは生きづらさを生む原因となりました。

 

大学卒業後、初期研修を終えて麻酔科の道へ。修行の日々ですから、ひたすら激務が続きました。自分で望んだ道ですし、仕事自体は苦ではありません。

 

でも、徹夜で緊急手術に入った翌日も休めず夜まで仕事。体や心が時々SOSを出すことがありました。ただ、そのSOSの受け止め方が自分で分からない。事態の打破の仕方も分からない。そんな状態でした。

 

体の不調は常に感じていました。「弱音を吐いたら負け」こう常に自分に言い聞かせていました。

 

そんなとき、結婚を機に関東に戻ってくることになり自宅近くのスポーツジムの中にあるヨガスタジオにふらっと(今思えば何かに引き寄せられるように)参加してみたのです。

 

足りないピースが埋まるような、そんな衝撃的な感覚でした。自分の求めていたものはこれだったんだな、と確信しました。

 

ヨガには間違いがありません。逆に言えば、全て正解。「鳩のポーズ」を例に。

 

片足の鳩のポーズもあれば、両足の鳩のポーズもあり、その他にもまだまだバリエーションがあります。どれが正解、どれが完成形、ということはないのです。全て正解。

 

ヨガに出会って、「全部正しい、間違いじゃない」ことを知って心がどれだけ軽くなったか。

 

○や✖だけで決めなくていいんだとヨガを通じて知ったことで、何か第3の目が開いたような感覚でした。

数十万円を投じて購入したマッサージチェアでさえ治せなかった私のひどい肩こりは、ヨガを行う事であっという間に消え去り、顔全体に出ていた吹き出物も、なくなりました。

 

負のスパイラルだったような感情も、いつの間にか前向きな気持ちになって毎日の生活がイキイキとしてきたのです。

 

ヨガと自分の生活が密着するにつれ、薬を飲むような状態でもない病名が付くような状態でもないけれども体の不調はある、という人々の手助けをしたいな、と思うようになりました。

 

1人目の子供を出産して育児休暇を取得した時に、RYT200時間ティーチャートレーニングに参加。ヨガを深く学ぶ機会をいただきました。

 

今までは病院で患者さんを待っているだけでした。これからは麻酔科専門医として病院でできることはもちろん、健康増進をしたい人、体の不調はあるけれど病院へ行くほどでもない人、心身に不調があり、通いたくてもヨガスタジオには通えない人、に対して健康情報とヨガの提供など病院の外でできることにも関わっていきたい、という思いが強くなり、このメドケアヨガを立ち上げることに至りました。

 

西洋医学の薬は時に万能、時に意味を成しません。それを知っている自分だからこそできることがあると思いました。

 

自分もまだ学びの途中ではありますが、少しでも皆さんが自分らしく生きられる、そんなお手伝いができたらと思っています。

【経歴】

2児の母。MEDCAREYOGA代表

獨協医科大学卒業。沖縄県立北部病院で初期研修、岩手県立中央病院麻酔科を経て岩手医科大学附属病院麻酔科医に入局。転居を機に獨協医科大学越谷病院麻酔科勤務の後、現在は総合病院の麻酔科医師として勤務。

日本麻酔科学会専門医/産業医
全米ヨガアライアンス認定200時間(E-RYT200)資格を取得。YACEP

LV Chair Yoga™ Teacher

Luna works マタニティヨガ指導者養成修了
Luna works 乳がんリハビリヨガ指導者養成修了
Bliss baby産前産後ヨガ 指導者養成講座修了
野菜ソムリエ

Accessible Yoga Ambassadorとして、年齢、性別、障害、社会的背景に関わらず「すべての人にヨガを届ける」事を目的に老人ホーム、デイサービス、養護学校などでヨガを通じた交流を重ねている。